開墾日記 vol.3
2021年02月17日
開墾日記

【土壌の調査】
こんにちは。
さて、無事に平らになった土地ですが…
お茶の苗木を植える前に大切なこと「土壌の質」を調べていきます。
どのように調べるかというと…
緑肥植物の種を蒔き、成長の様子を観察し土壌の調査を行います。
※緑肥とは
栽培した植物を腐らせずに土壌に入れて耕し、肥料にすること。
今回蒔く種は、緑肥用植物の「ソルゴー」という植物の種。

ソルゴーは、緑肥としての役割があり、土壌バランスを整えることができます。
成長したソルゴーを刈り取り、細かくして畑にすき込むことによって
ソルゴーが土中に分解され、肥料としての効果が得られます。
種を蒔いてから3~4週間、ソルゴーが生い茂ってきました。

…しかし、よーく見ると場所によって育っていない所があります。

この様子から見受けられる土壌の質は
ズバリ!栄養不足!
自然に形成された雑木林の時期が長く、
作物も何も育てていないため土地が痩せ地力と栄養分が無い状態です。
そのためお茶の木を植える前に、
土壌を育てることで地力を上げなければなりません。
次回は実際に土壌の育て方を紹介します!
引き続きあたたかく見守っていただければ幸いです
それでは、また!